競馬用語辞典 あ行
あおかげ(青鹿毛)・・馬の毛色の一種。 馬体のほとんどが黒色で眼や鼻の周りや、ひばら等がわずかに褐色。
あおげ(青毛)・・馬の毛色の一種。被毛、長毛共に黒色。
あおる(アオる)・・ゲート内で立ち上がり、出遅れたりスタートのタイミングが合わないこと。
あがり(上り)・・ゴール前33ハロン(600m)の距離のこと。
あがりうま(上がり馬)・・特に目立った成績のない馬が、急に調子が上がってきている馬のこと。近走著しく成績が上向いてきた馬がいたら、馬券の対象とした方がよい。
あがりタイム(上りタイム)・・ゴール前33ハロン(600m)に要した時間。調教でもラスト3ハロンの上りタイムが重要視される。
あしいろ(足色)・・レースや調教で走っている時の馬の勢いのこと。
あしげ(芦毛)・・馬の毛色の一種。 被毛のほとんどが白。年齢と共にその度合いが多くなって行く。
あぶみ(鐙)・・鞍の付属品の一部。ここに騎手が足を入れ、騎乗姿勢を安定させている。
あわせうま(併せ馬)・・2頭以上で調教を行うこと。闘争心を育て、馬群の恐怖心を緩和するのに効果的。
あんじょう(鞍上)・・馬に乗っている騎手のこと。
いきをいれる(息を入れる)・・最後の直線で伸びる為に、途中でペースを落とすこと。
いっそう(逸走)・・馬が走路から大きく外れて行ってしまうこと。
いちかんぽ(一完歩)・・馬の歩幅のこと。
いっぱい(一杯)・・手綱をしごき、全力で走らせること。
いっぱいになる(一杯になる)・・馬の脚勢が衰え、それ以上伸びないこと。
いれこむ(イレ込む)・・極度の興奮や緊張で落ち着かないこと。 体力を消耗する為レースで力を発揮できないこともある。
いん(イン)・・インコースの事。経済コースともいう。
ういなーずさーくる(ウイナーズサークル)・・優勝馬の表彰、記念撮影などを行う区画のこと。
ういんず(ウインズ)・・中央競馬の場外馬券売り場のこと。
うちらち(内ラチ)・・コースの内側の柵のこと。
うっどちっぷ(ウッドチップ)・・馬の脚に負担をかけずに調教をする為、 馬場に敷かれた針葉樹の木屑のこと。ウッドチップコースとも言う。
うまごみ(馬ゴミ)・・馬群のこと。
うまなり(馬なり)・・手綱を緩め、馬の気のまま走らせること。
うまのおんせん(馬の温泉)・・馬が様々な疾病を治療する為の、温泉を利用した施設のこと。
うわづみ(上積み)・・馬が成長または良化していること。
うんどうきびょう(運動器病)・・体重の割には足が細い為、骨や関節または筋肉などに発生する病気の総称。その場合、無理をさせず、完治させることが肝心。
えんをきる(縁をきる)・・勝ち馬が、2着馬に大きな差をつけて勝った時に使われる言葉。
おいうんどう(追い運動)・・牧夫が追いたてて走らせる、人工的な運動。この追い運動をしっかりやっておかないと、のちに運動器病になる可能性が多くなってしまう。
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