競馬用語辞典 な行

ないこくさんば(内国産馬)・・日本で生まれた馬のこと。現在は、国外で種付けされ、日本で生まれた馬もクラシックなどに出走できるが、以前は持ち込み馬として制限されていた。

ないら(ナイラ)・・馬がひく風邪のこと。

ながれこみ(流れ込み)・・逃げ馬や先行馬が先行集団のままゴールすること。

なつけいば(夏競馬)・・宝塚記念の後、夏の間のローカル開催のこと。この間に4歳と古馬の混合によるクラス変更が行われる。

なまこ(ナマコ)・・レースや調教で本気で走ろうとしない馬のこと。

なまり(鉛)・・負担重量を調節する為の重り。レースでは鞍敷の中に入れてある。

にげ(逃げ)・・脚質の一種。レースでハナを切って先頭に立ち、そのまま他馬を引き離すこと。

にそうぼけ(二走ボケ)・・休養明け緒戦で好レースをした馬が、次走で凡走すること。

ににんびき(二人びき)・・パドックで、馬が2人がかりで引かれること。

にのあし(二の足)・・ゴール前、足色が一杯になった馬が、追い出して、もう1度伸びること。

にゅうせん(入線)・・レースでゴールに到達した順番のこと。たとえば、1着の馬が失格になったとすると、2着で入線した馬は入線2、確定1着ということになる。

にゅうちゃく(入着)・・1着から5着までに入線すること。

ねっぱつ(熱発)・・馬が発熱すること。休養をとればすぐに熱がひくため、レースの出走への影響は少ない。

のうし(能試)・・地方競馬がデビュー前の馬、転入馬などに対して行う能力試験のこと。

のどなり(喉鳴り)・・喘鳴症のこと。または、気管支に問題がある馬のこと。

のみや(ノミ屋)・・私設馬券屋のこと。客から預かった金で実際には馬券を買わずに、着服(のむ)する為、ノミ屋という名がついた。

のりかわり(乗り替わり)・・前走と騎手が替わること。一般的にリーディング上位の騎手に乗り替わることを、鞍上強化という。


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